シンガーのマライア・キャリーが、自身の南米ツアー中止をめぐって主催者側との裁判をおこしている。これに対して主催者側も応訴し、事態が泥沼化している。TMZが伝えている。
昨年10月、チリとアルゼンチンで予定されていた公演をキャンセルしたマライア。その後、マライアの南米ツアーを主催している「Fenix」を提訴。マライアはその理由として、「主催者側がギャラを全額支払っていないこと」さらには「コンサートの中止によってマライアのブランドを傷つけたこと」を挙げている。
一方の主催者側も、「きちんとした説明なしにツアーをキャンセルした」としてマライアを提訴している。今回新たにTMZが入手した資料によると、主催者側はマライアに対して「これまでと同等の契約に基づいたギャラを支払っていた」と主張。さらには、マライアが南米ツアーをキャンセルした本当の理由は、コンサートのチケットの売れ行きが良くなかったからだとも暴露している。
現在、Fenixは賠償金として少なくとも300万ドルを要求中だ。