人気ラッパーで音楽プロデューサーのカニエ・ウェスト(40)の言動が、どうやらここ最近、おだやかではないようだ。複数のメディアが報じている。
関係者が話したところによると、カニエ・ウェストは長年マネジメント契約を結んでいたマネージャーのスクーター・ブラウンや、音楽担当の弁護士2人との契約を解除。理由として、カニエはこの3人に「自分専属のスタッフとして働いて欲しい」と要求したが、3人とも他のクライアントがいるため拒否。結果として契約解除となったそうだ。ちなみにスクーター・ブラウンはジャスティン・ビーバーやアリアナ・グランデら多数のアーティストをマネジメントしている大物マネージャー。
カニエはその他にも、親しかった友人とも縁を切ったという。
さらに彼は最近、妻キム・カーダシアンの母クリス・ジェンナー(カニエにとって義母)と超大ゲンカをしたという。理由などはわかっていないが、情報源は「クリスは娘キムのブランドが、カニエの奇行によって汚されることを懸念してる。同時に、いい義母であろうと頑張っているけど、カニエに大きな問題がある。周りはカニエを心の底から心配しているよ」と、みんながカニエの精神状態を危惧していることをあかした。
そして、一時期やめていたツイッターも先週再開したカニエ。しかしその投稿の内容が謎だと、話題を呼んでいる。「すべてを取り除かなくてはいけない時もある」といった投稿に、妻キムが「ちょっと待って、すべて?」と、困惑したようなリプライを送る場面も。
「ク〇みたいなことで嘘をつくな。やめろ」
just stop lying about shit. Just stop lying.
— KANYE WEST (@kanyewest) April 18, 2018
「真実が僕のゴール。議論は僕のジム。6つに割れた真実を得るためなら、議論を100回でもしてやるよ」
truth is my goal. Controversy is my gym. I'll do a hundred reps of controversy for a 6 pack of truth
— KANYE WEST (@kanyewest) April 19, 2018
カニエの友人曰く、このような言動は、彼が今取り掛かっているプロジェクトにとても熱中しているため、他人にまで気が回らなくなっているためではないかという。「こんなカニエは見たことがない。どこにでも出向くし、熱くなって、声も大きい。睡眠はほんのわずかで、日夜関係なくメールをしてる。アイデアを思いついては人に送り、周りに“全て捨てて自分についてきてほしい”と説得してる。今はほんとうに仕事に夢中になってるんだ」
別の関係者は「彼はほんとうに自分が神で天才だと信じてやまない。自分でなんでもできると信じてるんだ」と話している。