「カーダシアン家のお騒がせセレブライフ」で知られるケンダル・ジェンナーとカイリー・ジェンナーの姉妹が、大物スターたちを起用したTシャツを制作し物議をかもしている。TeenVogueなどが報じている。
先日、ケンダルとカイリーは、大物スター達の上に2人の写真がプリントされたヴィンテージTシャツのコレクションを発表した。2人が起用したその大スターとは、ラッパーのノトーリアス・B.I.G.、俳優の2パック、レッド・ツェッペリン、ピンク・フロイド、ブラック・サバスなどいずれも偉業を達成した伝説のスターたちである。
今回の騒動は、2人の制作したTシャツが、これら大スターの写真に自らの写真やイニシャルを大きく上書きのような形でプリントしたデザインであったため、偉大なアーティストを軽視した無礼な行動だとバッシングの対象となっている。
Biggie's mom is understandably pissed about these Kendall & Kylie shirts using Biggie & 2Pac's likeness https://t.co/XiqppYbWdR pic.twitter.com/YOOs0ErHm2
— Complex (@Complex) June 29, 2017
これに対しノトーリアス・B.I.G.の母ボレッタ・ウォーレスさんがSNSに「カイリーとケンダルにこんな権利があるなんて誰が言ったのかわかりませんが、彼女たちの無礼は私や関係者から財産権を奪うことにはなりません。彼女たちがなぜ2パックや息子の死を不当に利用できると感じたのか全く理解できません。この行為はひどく無礼で、おぞましく、不正な利用です」と投稿し、Tシャツのデザインを強く批判した。
制作した2人は、この騒動に対しツイッターに声明文を発表。「これらのデザインは、きちんと考え抜かれたものではなく、アーティストのご家族を筆頭にご立腹された方や感情を損なった方に深く謝罪します。私達は彼らの音楽の大ファンで、どのような形であれ、彼らを軽視したという訳ではありません。Tシャツは販売を中止し、全ての画像は消去されました。この失敗から学んだことを活かしていきたいと思います。再度、本当に申し訳ございませんでした」とこの騒動を重く受け止め深く反省ている様子だ。
— Kylie Jenner (@KylieJenner) June 29, 2017